中国地方整備局某河川国道事務所からの御依頼により、グリーンレーザースキャナー搭載ドローン測量計測を実施いたしました。
今回は、某河口堰上流の河床状況を3次元的に把握することが目的です。
グリーンレーザー測量は従来の3Dレーザースキャナー測量の能力に加え、水深3m程度の水深部を透過した計測が可能です。
河口部付近は、河床変動は安定していますが砂分が堆積する河道特性を有しています。
堆砂状況を3次元的に定点観測することで、以下の情報の定量的把握が可能となります。
【土砂動態】
河口堰付近の河床地形の状況
【治水面】
河床上昇に伴う治水面の流下能力への影響
【利用面】
河床上昇による河口堰施設の堆砂等による影響